引越したのでデスクを新調した。会社では okamura の Swift を使っていて体験がとても良く、自宅にもスタンディングデスクを導入したいと思っていたのでこれを機に FlexiSpot E3 を購入。天板はかなでもののラバーウッドにした。
購入と準備
天板
当初の予定ではあまり工作をしたくなかったので FlexiSpot で天板セットを購入しようと思っていたのだが、購入当時欲しかった最大サイズの天板 (1600x700)が入荷待ちとなっていたので慌てて別の候補を探し、自分でやすり掛けや塗装などをしなくてよいいという理由でかなでものから購入することにした。この時に天板のサイズが大きくなった (1800x800)。
工具
購入後すぐに「flexispot 自作」「flexispot かなでもの」などで検索しまくって FlexiSpot のデスクを組み立てた先人たちの記録や天板にかなでものを選択した場合の留意点を漁ったり、会社の同僚からアドバイスを貰ったりしつつ準備をした。主に参考にしたものは以下:
- FlexiSpot とマルトクショップを利用してスタンディングデスクを作った | by nabetama | nabetama’s blog
- Flexispot ✕かなでもの天板でスタンディングデスクを作る | Renkoma Lab
- 【2020年版】スタンディングデスクの選び方/FlexiSpot E3W組み立て完全ガイド、オリジナルの天板を設置するには? | makkyon web
- 同僚のアドバイス「下穴は必須として、天板の材質が硬い場合は電動ドライバのトルクも重要、インパクトドライバもあるとなお良い」
パワーが必要とはいえ集合住宅なのでインパクトドライバは騒音的に避けた方が無難かなと思ったこと、スペック的には nabetama さんのブログにあった makita の DF333DSHX が良さそうだと思ったが amazon で配送日指定ができなかったこと、あとラバーウッドの硬さについてろくに調べずに、かなでもののサイトに「うちで扱ってる木材で一番硬い」と書いてあるのを読んでビビったことなどから、電動ドライバドリルは makita の DF483DRFX を購入した。ビット類はプラスドライバのビットが1つついてくるだけなのでいくつか適当にドライバビットとドリルビットも購入した。
マット
脚+天板で数十kgするし、流石に下に何か敷いておこうということで適当なマットを購入して敷いた。重量のあるパーツを置いた時の接地面がかなり小さいみたいなこともあったので組み立て作業時にも何かしら敷くものがあった方がよさそう。
組み立て
脚の組み立ては特に難しいことはなくすぐ終わった。昇降ユニットが重いので取り回しに注意した方が良い程度。ビームの長さは天板の幅1800mmに対して1600mmにした。
下穴を空けるのはドライバドリルの形状的に脚を天板に置いたままではできない箇所があったので、印をつけてから脚をずらして行った。最初の方は天板を貫通させないか心配で仕方なかったのでほんの少し削っては棒を挿して深さを測るみたいなことを何度も繰り返してて全然進まなかったのだけど、4, 5箇所空けたら感覚掴めてきたのでそれ以降はすんなり進められた。ところで世の中にはドリルストッパーとか深さ調整アダプタとかいう商品があるのでみなさんはそれを使いましょう。私はこれを書いてる最中に存在を知った。
最も気を揉んでいたネジ締めだが、電動ドライバで締める前に家にあったドライバで仮止めのような感じで軽く締めていたら思ったより感触が軽く、もしやと思いそのまま締め続けていたら最後まで苦労なく締めることができてしまった。とはいえ自分で回さない分電動ドライバの方が楽なんだろうと思ってそちらでも締めてみたが、ネジに掛かっている力の加減が掴めずビットがネジから外れたりネジ穴を潰したりしてしまわないかという不安が終始付き纏ったのと、その不安のため低速で締めていて時間短縮にならなかったので、じゃあ手で締めた方が気楽じゃんということで結局殆ど電動ドライバは使わなかった。これは慣れない*1道具だったのが原因だと思うので、使い慣れていれば電動ドライバの方が早くて楽に作業できるのかもしれない。
FlexiSpot の脚のネジ留め、天板に硬いとの評価があったラバーウッドを選んだのでビビってトルク高めの makita の電動ドライバドリル買ったんだけど、仮止めのつもりでもともと家にあった普通のドライバで締めてたらそのまま最後まで締まってしまった (下穴は空けてたか)
— nash (@nashcft) November 25, 2020
(空けてたか -> 空けてたが)
ドリルだけだったらもっと安いのでもよかったじゃんよ…
— nash (@nashcft) November 25, 2020
勿体ないので電動ドライバでのネジ締めもしてみたけど、かかってる力の具合がわからなくて精神的な負担が強いのと仕上げは結局手でやらないとみたいな感じだったので、総合的な疲労度は変わらないなって所感
— nash (@nashcft) November 25, 2020
という感じであとはケーブル繋いでケーブルカバー取り付けて組み立て終了。
ひっくり返す際は、天板取り付け後なら他の自作ブログでもあるように少なくとも二人で作業した方がよさそう。今回は下にマットが敷かれてて、天板がマットからはみ出ていたので天板の下の隙間に指を引っ掛けて転がす要領で持ち上げることができたけど、床に直接置いてあった場合なんかは脚部分を引っ張り上げるみたいな感じになって、ネジを締めた部分に負荷かかって天板の重量によっては破損しそうだなって思った。
組み立てと設置に関するその他所感
- 下穴は2.5mmでOK, 3mm だと少し大きいかもしれない
- FlexiSpot に付属してたプラスドライバはNo.1っぽかったけどNo.2の方がフィットした
- ビーム部分のネジ締めはネジ穴が凹型パーツの底にもあるので、ドライバビットにマグネット機能があると便利
- 脚の接地面が面で支える形状になってないので少なくともパッドを挟んだ方がよさそう
使用感
- 高さ変更時の動きはスムーズ
- 高度を高くした時もそこまで揺れない
- 高さ変更ボタンを押しっぱなしの状態にするのが難しい気がする、メモリ機能を活用した方がストレスがない
という感じで、ボタン操作以外はほとんど Swift と遜色ない感じだと思う*2。つまりたいへん体験が良い。あと広い天板はとても良いのでみなさんも FlexiSpot でデスク作るときは天板を無闇に広くしておくと良いと思う。
今後
- 電源まわりを整備する
- モニターを買う
- MoonLander を買う
- デスクマットあった方がいいかも
- 椅子も買い換えたい
- エンボディチェアかセイルチェアがいいなあ